現在ではテレビの軽量化と薄型化により、テレビを壁にかけることができるようになりました。これにより、テレビを置くための台などのスペースを考慮することがなくなるとともに、壁から映像が浮かび上がるような一体感を楽しむことができ、テレビの利便性と楽しみ方の幅は、さらに広がったと言えます。しかし、その魅力を引き出すためには、気を付けるべきいくつかの点があります。

まず、最も重要なことは、壁の強度です。壁掛けテレビは薄型軽量とは言っても、やはり10キロから20キロ程度の重さがあるため、日本の一般的な住宅の壁に利用されている石膏ボードでは、強度不足による壁掛けテレビの落下の危険性があります。その場合は、専用のユニットの使用や石膏ボードの強化を行う必要があります。

また、やはり薄型と言っても最低限の厚みはあるため、その分を考慮していないと、かえって通常の邪魔になることや、他の家具と干渉することがあります。また、視野角や設置する高さ、周辺機器や配線などの問題もあるため、これらをうまくまとめるための計画を立てておく必要があります。

このような問題から、壁掛けテレビを設置する際には、業者に依頼するというのも1つの手段です。もちろん、テレビの代金だけでなく、設置費用までかさむことになりますが、上記のような問題点に対して最善を尽くしてくれるため、これらを思い煩う必要はなくなりますし、何らかの作業の手落ちがあった場合も業者の責任となるためです。ただし、もちろん、そうした保証をしっかりと行っている業者に作業を依頼することが前提となるため、あらかじめ信頼できそうな業者を調べておくようにしましょう。